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こむぎの夢 3/3 [ブツブツひとりごと]

「もう新たにねこはお迎えしない」って
10年ほど前に決めてからもときどきダンナさんとふたり、
「もしも」の話をすることはこれまでにもたびたび。

「もしも次にお迎えするならどんなねこがいいか」を話し合うとき、
ブレることなくふたりの意見が一致したのは
「純血種ならばロシアンブルー」。
ハリネズミんちの初代のねこ、マロくんと同じ。
とても思慮深く賢くて、物静かだけど情の厚いコだった。
それ以外ならハリネズミはベンガル、
ダンナさんはアメリカンショートヘアかサイアミーズが飼いたいと。
そしてミックス系ならば漆黒の黒猫が不動の第1位。
さらに妄想を膨らませ、ごていねいに名前の候補も考えてた、
ローマ神話の酒神にちなんだ「バッカス」がいいんじゃないって。
だってハリネズミ夫婦、呑兵衛ですからw。

でも、そんなのはすべて「もしも」の架空の話に過ぎず、
この先は老ねこ共々、静かに暮らしていくはずだった
・・・・のだけど、なぜかいま、絶賛茶トラの仔猫探し中。
人生、先のことはわからないものだ、こんな気持ちになるなんて。

そしてまだハリネズミんちにやってくるとはかぎらない茶トラくん、
すでに名前も考えてある、
「こむぎ」もしくは「ムギ Jr.」にしたいなとw。
 それゆえ過去記事ふたつを含めてタイトルは「こむぎの夢」でしたw

ネットでも捜索中の「こむぎ」、
人づてにもあちらこちらに捜索網を広げていて、
よく行く「森のなか」さん経由でお二方、
アンティークショップのオーナーさん経由でお一方、
保護猫のボランティア活動をしている方たちに
「シッポの長い茶トラのオスの仔猫を保護した折にはぜひ!」と
お声掛けをお願いしてもらい、
ハリネズミ自身も通ってる獣医さんにて
ルーチェくんとチェロくんの健康診断に行った折にお願い済み。

これまでも通院時に保護された仔猫がいると、
「1匹どう?」って言われたことは何度もあった獣医さん、
そのたびにムギちゃんで手いっぱいだからとお断りしてたのだけど
いまなら喜んで譲っていただきたく。
「どんなコがいいの?」って問う先生に、
「ムギちゃんみたいな茶トラでシッポの長い男のコ」って答えたら
先生、カルテにメモってくださった。
でも、最近はTNR活動の成果もあがって持ち込まれる仔猫の数は
とても少ないんだそう・・・・期待薄かな。
先の人づてにお願いした保護猫ボランティアさんお三方のうちの
お一方のところでも、
「仔猫が保護された折には声を掛けてほしい」という申し出、
すでにハリネズミが6番めだという話だし。


4月からの春のねこの出産ラッシュを迎える前の3月のこと、
仔猫の里親募集はネットでもほとんどなくて、
たまたま時季外れに生まれた仔猫たちの里親募集の記事が出ると
希望者が殺到する状況に里親希望は初めてのハリネズミ、
ただただ呆然とするばかりで。

いまいるルーチェくんも、ステラくんとチェロくんだって
桂川の川原に捨てられてたのを保護したコたちで、
当初は里親を探すつもりでいたはずが
情が移ってしまいそのままハリネズミんちのコにというパターン。
だから里親になるのに激しい競争があるなんて知らずに今日まで。

当初は「お家がないならハリネズミんちにおいで」というノリで
始めた「こむぎ」探しだけど、この状況下では
「引く手数多のなか恐れ入りますが、ぜひハリネズミんちを選んで
うちのコになってはいただけないでしょうか」と立場は逆転!?

成猫まで対象を広げればその競争は緩やかにはなるけれど、
自分たちの年齢を考えれば今回が
ハリネズミ夫婦にとって仔猫からねこを迎えられる、
おそらくは最後のチャンス。
オトナになっても味わい深い老猫になってもかわいいねこでも、
1年足らずとごく短い仔猫時代のかわいさはスペシャルなもの。
だったらかわいい盛りの「こむぎ」を迎え、
時には笑い声もあがるような明るい家庭にまた戻れたら
・・・・と夢は膨らむのだけど、夢のまま終わりそうな気もする。


そんなある日、里親サイトで見かけた里親募集記事の保護の経緯。
まだ目も開いてない、生後間もない茶トラの仔猫がただ1匹で
ずぶ濡れで道端に落ちていて、
母ねこが戻ってくるかなとしばらく待ってみても戻ってこず、
やむなく保護しましたというもの。

これを読んで、いいなぁって心底うらやましくて。
同じことがハリネズミの身に起こったら、どんなにうれしいか。
迷わずそのコを抱きあげ、胸に抱いて連れ帰るだろう。
そのときの心を満たす歓喜と幸福の思いはきっと、
川で洗濯中に見つけた桃の中から桃太郎を抱きあげたときの、
さもなくば光り輝く竹を切り、その中からおじいさんが連れ帰った
かぐや姫を手渡されその胸に抱いたときの、
ふたりの子どもを持てなかったおばあさんのそれと同じに違いない。
 ‥‥とダンナさんに話したら笑われた


昨日開催の譲渡会に参加してたムギちゃん似の茶トラの男のコ、
夜、サイトをチェックしたらやっぱりね、
新しい家族候補のご家庭へのトライアルが決定してました。
しかも、かなりの競争率だったみたい。

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こむぎの夢 2/3 [ブツブツひとりごと]

ここ1ヵ月くらいは毎日、日に何度もなんども、
里親サイトやボランティア団体のホームページをチェックしては
茶トラの仔猫探しをしてました。
でも「里親になるための条件」を読めばよむほど頭が混乱してきて、
気持ちのアップダウンもだんだん激しくなり
落ち込んだり妙に怒りっぽくなったりすることが多くなって、
夜、仕事から帰ってきたダンナさんにグチってみたり。

いったい「適正なねこの飼い方」ってどんなの?


里親になるための条件にあげられてることは至極当然なことで、
目を通してみればハリネズミんちのいま現在のねこの飼い方でも
おおむねクリアできてはいるんだけど、
たとえば、マイクロチップの埋め込みだったり、
迷子札の常時装着が譲渡のための条件となってる団体さんもあり、
そういうのはハリネズミ、
4半世紀を超えるねこ飼いのなかでも経験がないし、
これからそれを実践するというのにもかなり抵抗を覚えてしまう。
引越のときには万一に備え、迷子札を装着したけれど、
日常的には嫌がるから首輪さえしてないうちのコたちを思えば、
迷子札の常時装着ってとても不自由そうに思えてならない。
そのくせ、そういう万全を期したことをしてないのは、
「ねこへの愛情が足りないせいか?」と思い悩んだりもして。
マイクロチップや迷子札、
震災時などの憂慮の際には役立つことだってあるかもしれない、
生き別れになったねことの再会のために。
でもなぁ・・・・。

完全室内飼いについても然り。
ハリネズミとしては完璧のつもりでこれまでずっといたんだけど、
「ベランダに出す」「お散歩」「ねこ連れでの旅行」も禁止、
そんな厳しい条件を目にすると、
「それはOKでしょ~」と考えるハリネズミって
「もしかして危機管理意識が甘いのかな?」ってまた悶々。

室内飼いだったけど
インナーバルコニーに出るのが好きだったムギちゃん。

①.JPG

そして最近ではルーチェくんもまた、インナーバルコニーに出て
ちょっぴり散策するのをたのしみにしてる。
でもこれだと「不完全」室内飼いなの????


あとは譲渡の際のお家訪問。
今後、譲渡したねこがどんな環境で暮らすのかを確認する意味も
含んでの譲渡先へのお届けのシステム、
だからそれ自体は納得。
でも、そこであれこれ改善指導が入ることもあれば、
団体さんによっては室内の写真撮影の許可を求められることさえ
あるって知れば、なんだか心がざわついてしまい。
そんな気持ちの根底にあるのは
「これまでこれでちゃんとやってきた、4半世紀以上!」という
ねこ飼いとしてのプライドかな。
そしてその一方では、
「人の忠告に耳を傾ける素直さが足りない頑固者なのか!?」と
またまた凹むハリネズミ。

こんなことを繰り返してるうちにしだいに頭は混乱、
気持ちはぐちゃぐちゃ~の負のスパイラルに突入してしまった。


さて。
ハリネズミんちにお迎えしたかった、ムギちゃん似の茶トラくんの
参加する「ねこの譲渡会」はいよいよ本日12時から。
あんなにかわいいんだもん、
きっと里親面接の希望者さんが殺到して今日中に新しいお家候補が
見つかるだろうな。
兄弟猫さんといっしょにしあわせになってほしいけどハリネズミ、
あなたのママになれなくって本当に残念です・・・・。
そしていまもまだ、
身支度を整え電車に飛び乗り会場に赴いて、
「やっぱり2匹まとめて引き取ります」って言ってしまいたい衝動、
禁じえず。

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